AMFからの原稿依頼。
テーマは「愛情表現」だそうだ。
引き受けてはみたものの、冷淡な自分とは掛け離れたイメージの言葉で、どこから手を付けたものかと頭を悩めて数日。
このガランドウのような部屋で独りポツンと暮らすものと思っていたら、座る場所も無いほどの喧騒に身を置いている。現実がどうしても不思議でならない。
2人の息子たちの活躍で、障子と襖は既に壊滅した。
「瞬間湯沸かし器」と総称されるタイ女性のなかでも、うちの嫁は切れやすいほうだ。
子供たちの喧騒の中に、嫁の罵声と腕力が混じっていることがある。
たまには私も嫁の暴力に苛まれる。
ときに、AMFでは、「嫁」という言葉は歓迎されていないようだ。
「嫁ぐ」という考え方が、女性の従たる立場を現すからか?
だけど私は、妻+愛情=嫁だと思っている。
大体、晩酌のときだ。
足りないものは何も無い。贅沢ではないにしても必要なものはみんな揃っている。
夫婦の決まり文句は、「もう少しお金があればなぁ・・・」
それだけ。
嫁「パパ。ママのこと愛してる?」
嫁「パパ。ママのどこ愛してる?」
嫁「パパ。ママとミキとどっち愛してる?」 ※ミキとは長男のこと。
私「ぅ、ぅん…」「は~い!」
嫁「愛してる。って意味わかってんの?」
私「ウン」
嫁「愛してるってどういう意味?」
私「・・・・」
嫁「パパ。ママのことどのくらい愛してる?」
私・・・右手の親指と人差し指をわずかに開けて、そこから向こうを覗くポーズ。
私「日本人はそういうのって言葉で言わないんだ」
大体その辺で、酔いが回ってくる。
最近、どうしても気になって占いの本で自分の運命を測ってみたい気がする。
もしかすると占い師になっていたかもしれない。そっちの方が合っていたんじゃないかと思う。
もし、嫁の先天運勢に後家相がある。
子供たちの運勢に継父運や養子の暗示が強い。
そうなってくると、自分の人生は長くないと測る。
自分のイメージと乖離した現実に遭遇して、自分の子孫運との不思議な一致を見ている。
その中で、ふと、昔読んだ1行が目に留まった。
自分自身の先天運勢。
財運がなければ妻は健康を維持し、財運があると妻の健康を害する。
そうか。
財が妻を剋すことがあったんだ。
とすると、金持ちにならないほうが幸せなんだ。
やっとそこに気づいたりする。
依頼人からもらった報酬をそのまま嫁に渡す。
これが私の愛情表現かな。
2月4日、占いの世界では新年を迎える。
食神の結実運が到来した。
当たるのかなぁ・・・・・
(3/2/2549)